ガキの頃の移動手段はもっぱら自転車だった。

近所はもちろん、20km離れたところくらいは自転車で移動していた。

当時、西宮に住んでいた僕は、遠くは神戸港まで友達と釣りに行ったり、日本海まで日帰り自転車に挑戦したものだ。
気合は十分にあったけど、日本海まで行けるはずもなく、結局、伊丹まで行って帰ってきた覚えがある。

車の免許をとり、車に乗るようになると行動半径が一気に拡大し、少年時代の念願であった夢の日本海も現実のものとなった。

今でももっぱら移動手段は車になっているんだが、車の場合、遠くまで行ける反面、駐車スペースが無ければ、ちょっと寄りたいところにも気軽に寄れないから悔しい思いをする。
かといって、駐車できるところに駐車して、目的地まで歩くのも大変である。

そこで考えたのが、「車+自転車」簡単なことである。
車に、自転車を積めばいいだけなんだから。

関西人は、話の中でオチを入れなければならないといった宿命をみな背負っている。
もちろん、オチを想定して話をしているわけではなく、オチを模索しながら話をしているのである。
今の自分が丁度その状況にあるのだ。
まるで、自分を追い込むアスリートの気分である。

ブログタイトルは「車+自転車」となっている。
これを見れば、人は見えないもの、どうしても右辺の答えが知りたい衝動に駆られるものである。

話のオチを無理やりこじつけるといった荒業が時には必要なこともあるのだ。

ガキの頃、僕にとって自転車は、唯一の移動手段であり、「夢を運ぶ乗り物」でもあった。
大人になった俺は、車に乗るようになったが、車もやはり、私にとって「夢を運ぶ乗り物」にかわりは無かった。

「車+自転車=夢が2倍で楽しさも2倍」

「車+自転車」最高ではありませんか!

車に自転車を積む方法は、いろいろあるけど、積み下ろしが簡単なほうがいいに決まっている。

ちょっと寄りたいところで、ちょっと寄るのだから準備に時間をとっていられない。

折り畳みのミニベロなんかも簡単だけど、車内を占有するのが欠点である。
わたくしの場合は、TERZO ライトサイクルキャリアを使うことにした。
このキャリアは、ずいぶん昔、北海道旅行のときに使ったきり、物置で眠っていたもの。
な、なんと、今でも販売されているのには正直驚いた!

写真は、自転車を2台積んだ状態と自転車を積んでいない状態
移動の際、前輪は外したほうがいい。

GTのMTBはフレームが少し特殊なので取り付けアームを少し狭める必要がる。
また、フレームの縦の軸の固定ができない。
ただし、使用上問題になったことはない。
奥のプジョーのような一般的なフレーム形状なら3点でしっかり支持できる。

当時、23000円くらいでカーショップで買った。今では、楽天で、かなり安く販売されている。
上が、私と同じ2台用で下が3台用。