2016年10月13日、それは起こるべきして起こったある出来事。
それは、悪魔との10数年ぶりの再会であった。
予兆は感じていたが、逃げることは出来なかった。

懐かしい痛みでもあったが、再会したくはなかった。

風が吹いても痛いとは良く言ったものである。

再会となると、心の準備もやるべきことも熟知しているから、最初の頃とは全く違った。

痛風は、足の関節に起こるが、人によって発生個所が違う。
わたくしの場合は、くるぶしの反対側(内側)の関節である。

悪魔は、猫と同じで、同じところに取りつく習性があるようだ。

朝食の後、早速、痛み止めのロキソニンで悪魔祓いをし、サロンパスのお札を貼ってやった。

随分と痛みはマシになったが違和感がつづくし、不運にも夜中に激痛が走るからたちが悪い。
なにせ、悪魔だから。

翌日、痔でお世話になった近所の医者に診てもらったが、基本、痛み止めの処方をするだけで、痛みが治まってはじめて尿酸値を下げる薬を処方するそうだ。

痛みが続いているときに尿酸値を下げる薬を飲むと、ますます痛みがひどくなるそうである。

おわり