ひさしぶりのDIYネタである。
5年以上経過してくると、大概、蛇口の水漏れがおこってしまう。
経年劣化によるものなので仕方のないことである。
キッチンや洗面所の蛇口は、シングルレバー混合水栓が使われることが多い。
シングルレバー混合水栓は、水と湯の量を一つのレバーで調整することによって、希望の水温と水量を得ることができる。
経年変化で影響を受けるのが、パッキンと混合水栓内にあるカートリッジであるが、水栓のレバーを外してみて、カートリッジの上面に水が溜まっていれば、カートリッジの劣化に間違いないだろう。
カートリッジの底にあるゴムパッキンの劣化も考えられるが、5年以上もたっているんだったら、カートリッジごと交換しよう!
シングルレバーカートリッジの交換方法
こういった水漏れを水道屋さんに頼むと相場の概算で10000から15000円くらいになるだろう。
家庭の水道工事全般にいえることだけど、工事自体はそれほどむつかしいものではないので、工具と最低限の知識さえあれば、誰でもできるといってもいいだろう。
必要な工具は、台付きシングルレバーカートリッジ取外し工具(PG26)、ウォーターポンププライヤー、ドライバー
台付きシングルレバーカートリッジ取外し工具(PG26):シングルレバー水栓後部に5mm程の差込穴のある水栓専用
ドライバーを使って、水栓のレバーをはずし、ウォーターポンププライヤーと台付きシングルレバーカートリッジ取外し工具を使って、カートリッジの入った混合栓本体(シリンダー)をはずす。
硬くて回らない場合は、カートリッジの上からお湯を掛けると意外に効果がある。
取り外したあとは、水栓の台部分や取り外した部品をウエスを使って掃除しておく。
取り付けは、カートリッジをカートリッジの底にある2つの突起と水栓の台の穴に合わせて置き、水栓のシリンダーをかぶせるかたちで手でねじ込んでいき、ウォーターポンププライヤーと台付きシングルレバーカートリッジ取外し工具を使って増し締めする。
最後に、レバーを取りつけて終了。
シングルレバー混合水栓はいろいろな種類があるが、カートリッジの交換の仕方はそれほど違いはない。
同じKVKでもいろいろなカートリッジがあるがカートリッジの下側のパッキンの形状で区別できるようでる。
今回のカートリッジは、普及型のKVKのPZ110Sなのでホームセンターでも入手できるが、安くて早いアマゾンで購入した。
工具代を入れても6000円でおつりがくる。
年末は何もしていなかったので、これで実績もできたし、節約もできたし、めでたしめでたし。