焙煎機が一応完成した。
焙煎機のサイドと金網の接合が問題だった。
単にステンレスの金網を巻くだけではサイド部分との隙間が出来てしまうし、見た目も悪い。
そこで、ステンレスのフラットバーを金網の両端に巻きつけて隙間を埋めて見てくれをカバーすることにした。
とは言うもののステンレスのフラットバーなんか意外に入手できない。
仕方なく、百均のステンレストレーからフラットバーを切り出すことにした。
百均のステンレストレーなので、薄いがさすがにステンレスだけあってか、金切りバサミで切るのは一苦労だった。
思う通り、正確に切れないし、ステンレスに変なたわみが出来てしまう。
仕方ないので、両頭グラインダーを使って切りだしたステンレス製のフラットバーなるものを整形した。
最初からディスクサンダーで切れば良かった。
フラットバーはボルトとナットで焙煎機の本体へ締め付けているが、フラットバーが薄いので穴あけ時にボール盤のドリルに巻きついてしまい穴が変形してしまうといったトラブルに見舞われた。
幸いケガは無かったが、穴が変形してしまったのでボルトの位置が狂ってしまった。
また、切り出しからと思うとぞっとするので、このまま使うことにした。
近くのジュピターで購入したコロンビアの生豆を焙煎してみた。
電熱器なので、火力が弱いのか、焙煎には30分くらいかかった。
それほどむらなく焙煎できたのでまあまあいい感じなんだが、いかんせんコーヒーにはこの焙煎器は小さすぎるようである。
玄米や蕎麦なら十分使えるだろう。
自家焙煎コーヒーはというと、何といっても香りが素晴らしい。
焙煎してから2、3日後が、香りも味もぐんとよくなるようだ。
ちょっと癖になるかもしれないなあ。