最近、自己啓発とボケ防止をかねて、「危険物乙4」と「2級ボイラー」という資格にチャレンジしてみた。
これらの資格は、ビル管理人とかを目指す定年退職者に人気の資格なので、ひょっとして、将来使うことになるかもしれないし、持っていてもいいだろうと思った。
危険物乙4と2級ボイラーは、自分にとって、全く未知なる分野である。
勉強するまでは、危険物乙4は何が危険なのか知らなかったし、ボイラーは、やかんの湯気のイメージしかない。
どちらも、ざっと過去問題に目を通してをみると、ほとんど解答できなかった。
しかし、たかがガソリン(危険物)、たかが湯気(ボイラー)である。
本一冊くらい!
土日を潰せば十分だし、あと2週間もあるので、絶対に合格できる。
俺(さま)が合格できないわけがない。
いつものように、何の根拠もない自信が自分にはあった。
おまけに、まわりには、「合格なんて当然のこと、満点しか目指すものはない」とまで言い切ってしまう。
はじめて、聞けば、「こいつ頭おかしいのとちゃうの!」と思われるだろうけど、本人もこのことについては、十分自覚しているから心配無用なのである。
まあ、いつものことなので、最近ではまわりも相手にしてくれないようだけど、こうして言い切ってしまえば、絶対!落ちるわけにはいかないし、このプレッシャーがさらなるパワーを生み出すのである。
2級ボイラーは、まだ発表されていないが、合格は確実だ。
危険物乙4は、この前、発表があった。
もちろん、合格はしたが、満点を目標に掲げた自分にとって全く納得のいくものではなかった。
世の中そんなに甘くないのは重々承知しているが、2週間程度の一夜漬けで満点を取るなんて、思い上がりも甚だしいし、自分の甘さが情けない。
さて、勉強の仕方は、人それぞれだと思うけど、私の場合は、過去問や類似問題中心に問題を解いて、間違ったところだけを、納得いくまで、本の解説や、ネットの情報を使って理解するようにしている。
参考書を最初のページから読んで勉強する方が多いように思うけど、これだと時間がかかり過ぎるし、覚えた気になるだけなので短期間で成果を出すのは難しいだろう。
具体的な方法は、
- 参考書(問題集)のページと問題番号、解答をノートに書く。
- 答え合わせをする。赤ペンで〇Xを付ける。
- 参考書(問題集)に、間違った問題や不安のある問題の問題番号に印(弱点問題)をつける。
- ノート(解答の近く)に、青ペンで解説を自分でわかるように要約したメモを記入し、参考にした本のページも記録しておく。
問題をすべて解けば、参考書(問題集)の印が付いた問題を再度し、弱点問題がクリアできるまで繰り返す。
上記のように2級ボイラーや危険物乙4のような非常に難易度の低い資格なら、この程度の勉強で十分合格できるはずである。
ちなみに、ボイラーで24時間程度、危険物で36時間程度、真剣に勉強すれば合格できるレベルには達する筈である。
繰り返しになるけど、やり方は人それぞれなので自分に合った方法をやればいいと思う。
もしも、参考になれば幸甚だよ!
さて、さて、本来書きたかったことは、あまり役に立たない「自分の自意識過剰な人間性」でも、「勉強法」でもない。
それは、まさしく革新的で機能的な、自家製「お手軽しおり」の紹介なのである。
本のあるページにアクセスするのに、紐しおりが付いているものならそれを使ったり、付箋を貼って使ったりする。
一般のしおりの場合は、ページにアクセスした後、取り外さないと、そのページが読めないという致命的な欠点がある。
それは、「しおり」が誕生して以来、誰もが改善しなかった人類の過ちなのである。
しかし、わたくしオリジナルの自家製「お手軽しおり」なら、こうした過去の過ちを一掃する画期的なものなのである。
もはや、特許や実用新案は間違いないだろう!
実は、このしおり、クリヤーフォルダを短冊にしただけでした。
悪しからず。