日除パネルの取り外し、取り付けは、仕方ないが、野良猫侵入対策のために作った乗車口の網パネル(ラスパネル)の取り外し、取り付けが煩わしい。
これは、もともとわかっていたことであるが、運用してみて実感した次第である。
吊り戸構想はあったが、実際運用してみて作るか作らないかを決めることにしていた。
ということで、つくる!
拙宅では、カーポート内に単管パイプを使って立体的な空間を作っている。
今回は、この空間(単管カーポートインナーフレームまたは、カーポートインナーシェル)を利用して、前回作った乗車口用網パネルを吊り戸にしてみた。
フック形状になった吊り戸金具が市販されているので、それを使ってもいいのだが、パイプフレームでできた網パネルなので、そのままでは使えない。
そこで、どうせ加工が必要なら、吊り戸金具自体もDIYしてしまおうということにした。
材料は、L字アングルと戸車。
近くのコーナンプロには、なんと金属用のバンドソーがある。
これを使って、L字アングルを必要な大きさにカットして、吊り戸のフックとして使っている。
作った吊り戸金具と網パネルは、パイプバンドで接合する。
吊り戸レールは、市販の引き戸レールを使い、レールのベースは鉄のL字アングルを使っている。
カーポートインナーシェルの単管パイプに22mmの鉄パイプを異型単管クランプを使って取り付け、取り付けた22mmの鉄パイプの上にレールのベースを置く予定だったが、自作の吊り戸金具が干渉してしまったので、図のような構造にするしかなかった。
位置が決まれば、22mmの鉄パイプとL字アングル(レールのベース)を溶接する方がスマートなんだが・・・。
溶接してしまうと微調整ができないので、長ねじを鉄パイプに通して、鉄パイプとL字アングル(レールのベース)を接合することにした。
調整に手こずったり、足りなかったネジ類を買い出しに行ったり、ラスパネル吊り戸の製作に丸一日かかり、ようやく恰好がついた次第である。
ガレージグッズの定番。
これが、アマゾンで安く売られていたので思わず買った。
うまくエイジングされたナンバープレートとルート66のアメリカブリキ看板である。
こいつと武骨でメタルなラスパネルドアとの相性がいい。
また、一歩前進のガレージ風カーポートであるが、鉄骨を使った本格的なカーポートガレージ化作業は進んでいない。