スマートイコカやピタパのようなICカードさえあれば、小銭も必要なく切符を買う必要もない。便利な世の中になったものだ。
これからは、財布に1円玉や10円玉をジャラジャラと入れた生活から、小銭を持たずにすっきりとスマートに行こうと電子マネーを検討している。
先日、通勤に使うJRもすっきりとスマートイコカにするために 大阪駅中央口にある「Club J-WESTサービスコーナー」で手続きを進めた。スマートイコカは、従来のイコカと違い、クレジットを使ったチャージができ、現金の必要もないので非常に便利である。
しかも、チャージ時のポイントや利用時のポイントが付くのでお得である。
チャージの方法は、従来のイコカと同じで駅に設置してあるチャージ機や券売機で行わなければならない。
インターネットのマイページでチャージをするものと勝手に思い込んでいたが違っていた。
本人確認用に運転免許所と使用するクレジットカード、そして今まで使っていたイコカカードを用意して申込用紙に必要事項を記入する。
15分程度で、待望のスマートイコカが手元に入った。
心の中で、何かがひっかかる。
それは、スマートイコカへのチャージの件である。
「あの~ チャージするときって、暗証番号入れるようになっているんですよね!」
「そういった機能はありません。」
「操作は、今までのイコカと同じで、ご登録いただいたクレジットカードから引き落とされます。」
「それって、スマートイコカを紛失した場合、まずくないですか?」
「チャージできる金額の上限などがありますし、紛失届が出た後は利用を停止します。」
「紛失届が遅れてしまった場合は、使い放題になってしまいますよね。」
「そこは、クレジット会社の保証になってきますので、こちらとしては何とも言えません。」
「それでは、こんなリスクを抱えたくないので、申し訳ないですがスマートイコカの契約はやめます。」
と、こんな感じで、せっかく発行してもらったのに最後になってキャンセルした。
もちろん、キャンセルに関しての費用は全く発生しなかった。
ちょっとまえに定期入れを盗まれたこともあって、できるだけリスクは避けたいと思っている。
pitapaの場合は、チャージ方式ではなく通常のクレジットカードと同じで後払いになるのでスマートイコカ以上に紛失時のリスクが高くなるかもしれない。
利便性が上がる反面、危険性も潜んでいる。
よ~く考えなければいけないと思った。