人生も後半戦へと差し掛かってくると、不思議と同じような行動をとることが分かった。
これは、若いころには見られないおじさんたちの特異な行動なのである。
おじさんたちは、YOUTUBEを見て昔へとタイムトリップする。
そんな行動をよくとるようになる。
歳を取ると若いころに比べると、体力だけではなく行動力も衰えてくる。
YOUTUBEなら手軽に過去へとタイムトリップができる。
金もほとんどかからず安上がりな旅である。
昔の曲を聴いていると当時の記憶が走馬灯のようによみがえってくる。
苦しかったことや悲しかったことがあったはずなのに、思い出が美化され、不思議と楽しい思い出ばかりになっている。
なぜか切なくなるのは、人生の残り時間が少なくなってきているからだろう。
カラータイマーが点滅し、決して戻らない旅へと旅立つ日もそう遠い未来ではないだろう。