長すぎる商品名「オスター オスタライザー サンビーム ブレンダー ミキサー」だが、これが実に素晴らしい。

名前はちっともシンプルでないが、トグルスイッチが一つあるだけのシンプルさ、アルミメタルのそこそこの質感がとても気に入っている。

アマゾンで並行輸入ものが安かったので2013年の冬に買ったものだ。いまさらながらではあるが、この商品、抜群にいいので・・紹介しなければ・・という正義感には勝てずペンをとった。

こいつはMADE IN USAで、映画なんかにも、脇を固めているのをちょくちょく見かける。

アメリカ製の電気製品は、とにかくシンプルだからいい。
日本製は、使いもしない機能が満載で肝心のモーター部分がショボかったりする。
特に、回転系のものは単純だから壊れにくいし日本製より優れたものが結構あるのだ。

たとえば、DIYで使うルーター、天井のシーリングファン、そして、このミキサー。

いろんな機能が付いているミキサーがあるが、はっきり言って必要ないと思う。
強、弱、切の3つあれば十分であって、時間はスイッチを入れてる時間で調整すれば済む話である。

こいつに惚れた理由は次の2つ

1.デザイン性と&シンプルさ
2.アセンブリ単位に分解できる

1.は見てのとおりなので、説明はいらないだろう。
2.はアセンブリ単位に分解できるから、完璧に掃除ができるし、不具合部品の交換も簡単で、違う部品と取り換えることだってできる。
だから、モーターが回らなくならなければ、末永く使える。

そして、アセンブリ単位に分解できるから、こんなこともできるのだ。

なんと、100均の蓋つきガラス瓶がスモールカップとして使えるのだ。
取り付けネジの規格(写真左下)が同じものならなんだってOK。

写真は、煮干しを100均の蓋つきガラス瓶に入れてミキサーで粉砕したもの。もとの大きなカップでも当然できるが、たくさんの量はいらないし、第一、煮干しの匂いがカップに移ってしまう。
100均の蓋つきガラス瓶を使えば、煮干し専用のカップになる。
後始末はカッター部分だけを洗剤で洗えば済むので、臭いも気にならない。

粉砕した煮干しは、元の蓋をすれば、そのまま保存できるので一石二鳥というわけである。

コーヒー好きなら、煮干しの代わりにコーヒー豆を入れてミル代わりに使ってそのまま保存する。
一人分用のジュースをこれで作れば、そのままコップ代わり(下の写真左側)に飲むことができる。

夢は果てしなく広がるのである。 

このミキサー。
そこそこのパワーがあるので、なめらかでおいしいスムージーが作れる。
カッターも丈夫なので、氷もガンガン粉砕してくれる。
カッターをはじめとして消耗部品も用意されているから日本製のように使い捨てにならない。

ただし、うるさいのが玉にきず。
オスター オスタライザー サンビーム ブレンダー ミキサーの仕事中は、近くのTVの音はかき消されてしまう。
でも、ものの、1分もかからないから深夜でもない限りは大丈夫だろう。

美味しさと五月蠅さはトレードオフとなっている。
こいつは、有言実行! まさに、アメリカン! 男前! エエ仕事やりまっせぇ。

シンプルイズベスト、世界のベストセラー、末永く使えるおすすめの逸品なのだ。