サイト制作の仕事を趣味的にボツボツやっております。
というわけで、前記事に引き続きサーバーのおはなしです。
長らく利用していたConohaから、WPXクラウドへ乗り換えた。
はじめに言っておくけど、Conohaが良くないから乗り換えたというわけではない。

自分(今回)のニーズには、ConohaよりWPXクラウドの方があっていると思ったからである。

自分のニーズは、サイトに多くのアクセスがあった時にも安定して稼働することで、もちろんコスト的にも優しいことである。
この点、Conohaはメモリの増強などが必要になった時だけできるので非常に合理的かつ経済的だったので良かったわけである。

しかし、いかんせんLINUXなので、mysql、PHPのバージョンアップをするにも手間がかかる。LINUXだけで飯を食っているのならこれでもかまわないけど、サイト全体の円滑な運営を考えると、少しばかり荷が重いというのが本音である。

実を言うと、今回、サイトが固まってしまうといったトラブルに見舞われた。
Conohaを再起動すれば、半日くらいは稼働するが、また固まってしまう。

ログを見ると、MYSQLがタイムアウトしているようである。

原因は、ワードプレスのバージョンとmysql、PHPのバージョンがあっていないようだった。

Conohaでは、ワードプレスで作ったサイトをひとつ動かしているだけである。
ワードプレスをひとつ管理するだけなのに面倒くさい話である。

そこで登場するのがWPXクラウドである。

結論から言うと、GOODだ!

サイトレスポンスは相当良くなったし、共有レンタルサーバー並み?いやそれ以上に簡単である。マニュアル車からオートマに乗り換えた以上に楽ちんである。
ワードプレスに特化しているので、パフォーマンスが高くてセキュリティーに強い。
最安プランでさえ、月30万ページビューくらいは大丈夫なようである。

しかし、このWPXクラウドは万人向けではない。

ワードプレスが一つしか稼働できないので、言い換えれば1契約につき1サイトになる。
機能はワードプレス単機能なので、メール機能を使いたいとかはできない

上記の点から技術的に気を付けなければいけないことがひとつあった。

1サイトなので、当然ドメインは一つなる。
ネームサーバーをWPXクラウドに指定しない方が良い。
指定してしまうと、他にサブドメインを使って別サイトを立ち上げようとしてもできなくなってしまう。
良くわからないが、ネームサーバーをWPXクラウドに設定してしまうと、Aタイプレコードで指定されたサーバーは無視されてWPXサーバーに行ってしまう。

DNSのAタイプレコードを使って、WPXクラウドで利用するドメインを指定すべきである。