ここのところ、ずっと書斎に引きこもっておりまして、DIYとかアウトドアとか疎遠になっている。
寒くて外に出たくない精神的な部分と運営しているサイトのサーバーを変更しなければならないという使命があるから仕方ない。
今回は、おやじでもわかるドメインのお話をするが、ネームサーバーでサブドメインを違ったIPアドレス(サーバー)に振り分ける具体的なお話もするので少しは役に立つかもしれない。

ドメインとは、たとえて言えば、あなたの名前。
IPアドレスとは、住所すなわちあなたのお家。
ネームサーバーは、アドレス帳や案内書みたいなものでドメインとIPアドレスを結びつけるもの。

当該サイト「takeblog」を例にとると、「sumai181.info」がドメインである。

サブドメインは、あなたの兄弟や家来みたいなもの。

sumai181.info
www.sumai181.info

taro.sumai181.info
jirou.sumai181.info
hanako.sumai181.info

taro,jirou,hanakoがサブドメインになる。

wwwもサブドメインだけど、wwwがあってもなくても通常同じ(設定にする)。

メインのドメインが王様でwwwは王冠、サブドメインのtaro,jirou,hanakoは家来という感じだろう。

効果のほどはわからないけど、SEOに関心があれば、サブドメインをIP分散したいとか思うだろう。
翻訳すると、

SEO

グーグルさんに気に入られるように検索順位を上位に持ってきてもらう方法のひとつとして、サブドメインをIP分散したいと思うだろう。

サブドメインをIP分散

兄弟や家来は各々自分の家をもつこと。
サブドメイン単位にIPアドレスが違うサーバーで運用すること。

ここからは、ちょっとだけ専門的な話。
レンタルサーバーやVPSの運営をこれからやってみようという方には少しは参考になるかもしれない。

具体的には、ネームサーバーを使って行う。
これは、相手のネームサーバーを指定するのではなく、DNSレコードを使って利用したいサーバーのIPアドレスを指定してやる。

たとえば、ネットオウルでドメインを取得すれば、スタードメインのネームサーバーが使える。
DNSレコード編集で、タイプAのレコードを編集してやれば簡単にIP分散が可能となる。
通常、タイプAではサブドメインの指定はできないのでタイプNSと組み合わせて実現するが、

スタードメインの場合はタイプAだけで実現できる。

ついでに、サイトのコンテンツとは別にメールだけを別サーバーで管理することも可能である。
設定方法は、MXレコードを使って、コンテンツには、メールサーバーのメインドメインを記述すればいい。
ただし、使いたいドメインをメールサーバー側に登録する必要がある。
メインのドメイン → さくらインターネットなら「○○○.sakura.ne.jp」

ちなみにメール機能は、わたしも使っているが、さくらインターネットが非常に優れているのでお勧めである。

スタードメイン設定

上のサンプルは現在サーバーの引っ越しと、VPSサーバーのテスト環境づくりのために設定したリアルな設定である。

実は、スタードメインのネームサーバーにはタイプNSが無かったのでサブドメイン毎に別サーバーを割り当てることができないと思い込んでいた。
そこで、ネットオウルさんに問い合わせてみると、あっさりできるという回答をもらった。

ドメインの会社では、お名前ドットコムが知名度が高いけど、ネットオウルも安くてサポートがシッカリしているのでお勧めである。
それと、あまり知られていないけどネットオウルでドメインを取得すると無料サーバーがついてくるという素晴らしいサービスがある。

本格的には使えないけど、ブログを運営してる方ならちょっとしたサテライトサーバーとして使ってみるのもいいだろう。

もし、自分のドメインをとってブログを公開したり、家族それぞれのメールアドレスを持ってみたいと思っている方がいるなら、ドメインの取得とレンタルサーバーをかりることになる。
ネットオウルでドメインを取得して、ブログ運営が簡単なワードプレスが使えるネットオウルのミニバードの組み合わせなんかも始めの一歩としてはなかなかいいと思う。

ちなみに当該サイトは、2016年現在、ネットオウルのドメインを使って、ミニバードの一つ上のファイアーバードで特に不満もなく快適に運営している。

気が向けば、レンタルサーバーで遊ぼうよ!みたいな記事を書いてみようかな!


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