はじめに
いつもは拙者だが、過去に戻ったので僕になった
僕はそんなに勉強ができるわけでもなく、すごくスポーツができるわけでもない。
どこにでもいるような小学生だった。
僕のクラスは4年3組で、担任の先生は竹中先生。
学年で一番恐れられている先生なんだ。
はっきり言って 嫌い 大嫌い
もうとっくに生理は上がってるハズなのに、年中、生理痛のようなヒステリックなオバサン
親友のトモアキ君には、いつもニコニコでみんなの手本にしている。
でも、僕には絶対笑顔は見せない! 嫌味しか言わない ヒステリック ババアなんだ。
嫌いだ~
今は、
国語の時間
ババアに当てられたら教科書を読んでいくというシステムになっている。
ドキドキドキドキ
なんとなく当てられそうな予感がする
人生は皮肉なもの
宝くじには当たらないけど、こんなときだけ予感は的中する。
わぁ~ ババアが見下したような目でチラッとこっちを見たよ~
ハイ たけし君 続きを読みなさい。
予習してきてるわよね!
自慢じゃないが、僕は小学校の6年間家で勉強したことは一度も無かった。
わかってるのに嫌なババア!
怖いよ~!
僕はみんなの前で本を読むのが大嫌い。歌は上手のに本読みは音痴なんだよね。
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なんとなく、こんな感じの文章だったような気がするが、はっきり覚えていないから嘘かもしれない。
いい加減なことを書いています。
***
夕方になるとどの家も夕食の支度をする。
昔はかまどを使っていたので、まきを割り、火起こしてご飯を炊いていた。
家には煙突があり、もくもくと煙があがる。
家族そろって夕ご飯を食べる。
実は、タケシ君 夕を全てタ(た)と読んだのです。
皆がクスクスと笑っていた。
ババアは冷ややかに笑っていた。
最後まで、読み終えるとババアはタケシ君を罵るのだった。
可哀想なタケシ
タケシはひどく落ち込んだ
畜生 くそババア~ 心の中で大きく叫んだ
が、ババアには届かない
クッソ!
タケシの逆襲
先生!うちはね
夕ご飯は食べません
お父さん一生懸命仕事して遅いから
夜ご飯を食べるの
悔しさでタケシの目には涙が・・・
そう!
教師たるもの間違いはその場でたださなくてはならない
決してさらし者にしてはいけない。
このババアの判定は、異常なS!!! 決定。
現在、夕ご飯と言わなくなった。
言葉が消えてしまった。
夜ご飯という言葉は昭和の時代には無かったが、今では普通に夜ご飯と呼んでいる。
現代なら、タケシはさらし者にはならなかっただろう。
世の中から夕ご飯は消えた。
タケシの中には夕ご飯はしっかり残された。 ト・ラ・ウ・マ
どうだグッと来たか?
涙は出たか?
拙者の切ないブログ。