紅茶+クエン酸(酢などでも可)=黒錆溶液 というのは、知る人ぞ知る昔からある公式である。
この黒錆溶液に脱脂した鉄を漬けておくと黒錆がつくのである。
先日、電工ナイフをこの溶液につけると見事な黒錆電工ナイフに変身したので、もっと手軽に黒錆化できないものか考えてみたのである。
世の中には、便利なものがある。
「スーパーブルー」という塗るだけで黒錆化が実現できるものが存在する。
もし、紅茶で作った黒錆溶液を漬けずに塗ればどうなるのだろうか?
実現すれば、スーパーブルーはその商品価値をなくしてしまうだろう。
なんとも残酷な話である。
速攻、試してみたが・・・・・
スーパーブルーのような奇跡は起こらなかった。
世の中そんなに甘くはなかった。
しかし、ここであきらめてしまえば、この話題も、はかなく終わってしまう。
ならば、ティッシュで包んで黒錆溶液を塗り、ラップしておけばどうなるのだろうか?
さらに実験は続く。
丁度、赤さびが出てきたFクランプとカーポートオーニングパネルのズレ止めに使っている枕木用のカスガイも赤さびだらけだったので実験材料として試してみた。
脱脂してティッシュで包んで黒錆溶液を塗り、ラップして2時間程度放置してみる。
うまく黒錆がつくだろうか?
ティッシュが真っ黒になっているので、これは期待できると思ったのもつかの間、ティッシュを剥がしてみると薄っすらと黒錆が付いているように見えるが、失敗か?!
失敗の原因はわからない。
まだまだ、改良の余地はあるかもしれないが、せっかくのゴールデンウイークにこんなことばかりはしていられない。