長年使い続けてくると、接点が機能しなくなってくる。
これは、物も人も同じことである。
洗面所に設置している壁掛け扇風機のリモコンとマイクロソフトの古いワイヤレスマウスが接点不良になった。
リモコンが効かなくなれば最初に疑うのが電池切れである。
テスターでチェックしてみると問題なし。
この壁掛け扇風機のリモコン操作ボタンは電源、風力調整、首振りの3つがある。
調べてみると、電源のみが機能したりしなかったり、つまり、電源ボタンの接触不良だと判明した。
接点不良の時は、エアーとアルコールで掃除していたんだけど、残念ながら回復しないこともある。
いまさらながらになるけれど、接点復活剤なるものを購入してみた。
このリモコンにはネジが使われていないので、精密ドライバーのマイナスを使って、丁寧にこじ開けて分解する。
そして、購入したKUREの接点復活剤を接点モジュールにシュッと一吹きし、はみ出た復活剤液を綿棒で拭いてやった。
たった、これだけ、リモコンは、イエスキリストの如き完全復活を遂げたのであった。
これに気を良くした、わたくしは、意のままに動かない誠に失礼なマイクロソフトの古いワイヤレスマウスのホイールにもシュッと吹いてやった。
もちろん、マウスの滑り材の裏に潜むねじを緩めてマウスを分解してからの話である。
恐るべし、接点復活剤!、
これは、kure556やシリコンスプレー、ビオフェルミンや太田胃散のように家庭に常備しておくべきケミカルなのである。
ちなみに、接点復活剤を人に使用しても、頭がよくなるわけでも、痴呆に効くわけでもないことを知っていただきたい。