神戸物産系列の業務スーパーは、とてもごきげんなのである。なかでも、ヨーロッパ産の冷凍ものが超ごきげんさんである。
ベルギーワッフルは、マネケンそっくりの味で◎、フランス産のミックスベリータルトは甘酸っぱくていくらでも食べれる感じで◎。
しかも、お手頃価格なのが◎。
ついでに買ったのが、冷凍ラズベリーと冷凍ブルーベリー。
どうして食べるんだ?
そのまま、ヨーグルトに入れて食べてみたが、はっきり言って美味しくない。
ベリーたちは、そのまま、冷蔵庫の中で菓子(仮死)状態になっていたんだが、ハッとひらめいたのである。
ジャムにすればエエんちゃうん?
ジャムはどうやってつくるんべ?
ネットで調べてみると、ラズベリーの場合、同量の砂糖とクエン酸(レモンなど)を少々加えて、短時間で煮詰めると書いてあったが、市販のような甘いジャムは、大人のジャムとは言えないので、ラズベリー200gに対して、砂糖80gで勝負することにした。
冷凍ラズベリーを200g片手鍋に入れて、80gの砂糖と混ぜ合わせて1時間ほど放置しておき、レモンを少々加えて中火で煮詰める。
煮立ってきたら、弱火にして木ベラのでラズベリーをつぶしていく。
少し、水あめっぽくなれば火を止めて、冷めたら瓶に入れて冷蔵庫で保存する。
2日目くらいになれば、超絶に美味い、ラズベリージャムが出来上がる。
チーズタルトやビスケットにつければ、格別な味になる。
ラズベリージャムにソースとバターを加えて、煮詰めるとラズベリーソースができる。
こいつは肉料理との相性がいい。
こんな大人な味を楽しむのもいい。
同じベリーでもブルーベリーは酸味があまりないので、200gに対して、砂糖は30gにひかえる。
さわやかな酸味のラズベリーに対して、ちょっとコクのある大人のブルーベリージャムにしたいので、これにワインを少々加えて作った。
煮詰まってくれば、ラズベリーの時のようにフォークなどで潰すのだが、ブルーベリーは意外と固くてすんなりとはつぶれない。
潰さずに作ると、実際に枯草を食べたことはないが、枯草のような味になるのでがんばって潰した方がいい。
出来たジャムは2,3日冷蔵庫で寝かせば、これまたすんごく美味しいブルーベリージャムが出来上がる。
ヨーグルトに入れたり、食パンに乗せて食べると、なかなか乙な味がする。
自家製ベリージャムは、手軽にできて美味い。