ブログでは、2011年度で止まっているので、もうやってないような感じかもしれないけど、しくしくと毎年お盆の時期にやっております。
いつもの兵庫県立海洋体育館(芦屋マリンセンター)にいつもの時刻(10時)に集合である。
メンバーもいつものメンバーで、元の会社のヨットクラブのOBたちである。

会社のヨットクラブと言うと、学連上がりのバリバリのディンギー乗りのように聞こえるが、もともと、会社にはヨット部などなく、趣味で始めたわたくしが作ったクラブだからレベルの程はたかが知れている。
そんなヨット部も、わたくしの退職とともに廃部したので今ではもう存在しない。

今回は、午前中5名。
一人は夏休みの家族サービスで抜けたU氏、一人は高齢のため?見学ということになったS氏で、昼からは3名でディンギーを楽しんだ。

今年は、例年になく名神、国道43号線が渋滞したので、10時に集合できたのはわたくしとU氏。
他のメンバーはかなり遅れるので、我々は、先にはじめた。

いつもなら、ひとりづつシーホッパーに乗るのだけど、ブランクの長いU氏といっしょなのでシカーラを借りることにした。

レンタルヨットは、15分単位の開始時刻で、時間単位の料金計算になっている。
10:30スタートで2時間レンタルすることにした。

ここ、海洋体育館のレンタル価格は、シカーラが1時間620円、シーホッパーが1時間410円という破格の価格になっている。

船の艤装と艤装解除の時間も含まれるので、さっさとしないと実際の乗艇時間が短くなってしまう。

艤装は基本的にどの船も変わらないが、クリートの仕方とか細かい部分が少し違うので厄介だけど、ハーバーの方が確認してくれるのでそこは安心だ。

久しぶりにシカーラの艤装をしてみたものの、メンハリとジブハリのクリートを逆にしてしまったり、アウトホールのセットはこのシカーラ独自だったりするので少し手間取ってしまった。

レンタル艇ということで、一番シンプルな艤装になっていて使いにくかったり、バテンもなく、セイルも伸びているし、艇も傷だらけだけど、普通に走る分には問題はない。
レース仕様に艤装されたピカピカのレーザーを横目に見ると、あれに乗りたいと思うのが本音なんだけど!

ここでは、スロープからディンギーを出すのだけど、特にシングル艇の場合は、出港時の船台の回収や入港時の船台の準備に苦労する。
この海洋体育館ができた当初は、係の人の数も少なく、ヨットの知識のある方もほとんどいなかったので、大変苦労した覚えがある。
今では、ベテランの方がしっかりサポートしてくださるので一人でも安心である。

午前中は、湾内を二人で、のんびりとセイリングを楽しんだ。
U氏の家族サービスのタイムリミットがあるので、早々に引き揚げかけると、遅刻組の3人が、まさかのシカーラ3人乗りでやってきた。

一言挨拶をかわし、我々はハーバーへと戻り、いつものセブンイレブンでコンビニ弁当を買いハーバーのベンチで昼食をとった。

昼食が終わる頃、遅刻組が帰港し、U氏は家族サービスへと帰路に就いた。

遅刻組が、昼食をとっている間に、わたくしは新たにレンタルしたシーホッパーの艤装をしてそのまま沖へと向かった。

午前中よりも波は高くなっていたが、3,4mの風が安定して吹いている。

クローズホールドでは、はでにハイクアウトすることもなくのんびりと乗れるので、初心者にとっては、いいコンディションである。

フリーでプレーニングを楽しみたかったけど、風が弱すぎて今回はお預けとなった。

遅刻3人組の一人は、昼からは高齢のため見学で、残りの2人はシカーラに乗ってセイリングを楽しんだ。
ちなみに高齢の見学者というのは、今は引退しているが、元、わたくしの(嫌な)上司なのである。
優秀な部下に支えられて現役時代を全うし、いまや優雅に暮らしておられる。

楽しかったセイリングも終わり、締めは、いつものベビーフェイスでスイーツ(パフェ)を食した。
おっさん4人(内、ほぼ爺さん1人)がパフェを食らう光景がいとお菓子。

昔話に花を咲かせ、今年も、恒例(高齢)ディンギーが無事終わった。

来年もお盆になれば、皆集まろうと誓った。

そして、今年も祭りが終わった。

どこからともなく

祭りの後の淋しさが 

いやでもやってくるのなら

祭りの後の淋しさは

・・・

メロディーが流れてくる。

爺さん、元気でいておくれ。