格安SIMのシェアプランはどれがいいか?
家族で利用することが多いと思うが、複数のモバイル端末を持っている場合、シェアプランを利用すると通信料金が節約できる場合が多い。
格安SIMを提供している会社は多いし、いろいろなプランを提供しているので、選択肢は広がるが、何を選べばいいのか迷うところである。

格安SIM各社のシェアプランを見ると3端末(3人)をベースに考えられているように思う。

現在、拙宅では3端末分をIIJMIOのシェアプランで契約している。

IIJMIOのシェアプランは良くできているが、拙宅のニーズに合っているとは言えない。
なぜなら、IIJMIOのシェアプランは、大容量のデータを格安で提供するといった特徴があるが、我々には大容量のデータはまったく必要ないからである。
一ヶ月トータルで4GB、余裕を見ても5GBあれば十分である。

今回は、シェアプラン選定にあたって検討したことを纏めてみたので、同じような環境の方なら参考になるのではないかと思っている。

通常、大手キャリアから格安SIMへ移行すれば、大幅なコスト削減が期待できるが、格安SIM同士の場合、それほど大きな削減は望めないから、月額費用だけでなく初期費用も注視する必要がある。

それでは、現状分析から

現在の契約は、通話がドコモのXi2つとFOMAかけ放題。通信は格安SIMのiijmioシェアプランを3端末分である。
本当は通話と通信をまとめたいが、節約のためにSIMを通話と通信に分けて、いわゆる2台持ちをしている。

データ通信の現状

iijmio SMS付シェアプラン3台 10GB
一ヶ月の使用実績は、合計4GB以下なので、10GBは全く必要ない。

  • 月額費用は合計3,218円
  • 年間費用は合計38,556円
  • 3年間の費用合計115,668円
  • 一端末あたり月額1,073円

要件は、
SMS付SIMが3枚、容量は4GB以上、年間コスト 現行コスト>新プラン(初期費用込み)、SIM切替がスムーズにいくこと。
通信速度については、ネットの閲覧がストレス無くできればいいのであまり気にしない。
そもそも、格安SIMといってもドコモやau回線を使っているので、それほど気にするほどのことは無いと考えている。

検討したのは以下の3社

ひょっとしてまだ、あるかもしれないがこれだけ押さえればいいだろう。

BBエキサイト(エキサイトモバイル)

  • 格安プロバイダーとして有名
  • 格安SIMは随分前から手掛けているが、最近、大きくリニューアルしたようだ
  • 格安SIMの大手NTT関連会社iijmioから供給

とくとくbb

  • ネット界の巨匠GMO
  • 初の格安SIMで供給元はBIGLOBE

DMM

  • 動画やFXなどでも有名なDMM
  • SIMの販売数も非常に多い
  • 供給元はiijmio

格安SIMシェアプラン比較表

エキサイト
従量プラン
月額 5Gシェア 1,890(378)
sms3つ 420
合計(税込) 2,495
一台当たり 832
初期費用 手数料(税込) 3,240
年額 1年目(初期費用込) 23,198
2年目 31,178
3年目 29,938
3年間合計 91,053

エキサイトモバイルは、ギガ当たりの単価が378円で一番高いが、初期費用が1契約分(3台分)で3240円で安くつく。
キャンペーンで4か月間500円引き。
従量プランが選択できるので、5GB以下ならもっと安くなる。

GMO 月額 6Gシェア 1,440(240)
追加(SMS付)2つ 640
合計(税込) 2,246
一台当たり 749
初期費用 手数料(税込) 9,720
年額 1年目(初期費用込) 36,677
2年目 26,957
3年目 26,957
3年間合計 90,590

初期費用が3台分必要になるが、ギガバイト単価が安く、6GB使うならGMOが安い。
とくとく会員になれば、もっと安くなる。

DMM
シェアプラン
月額 8Gシェア 1,980(248)
sms3つ 450
合計(税込) 2,624
一台当たり 875
初期費用 手数料(税込) 3,240
年額 1年目(初期費用込) 34,733
2年目 31,493
3年目 31,493
3年間合計 97,719

容量が多いのでGMOとの比較になってしまうが、後発のGMOと比べると見劣りしてしまう。
初期費用を安く済ませるのならいいかもしれない。

注:( )内はギガ当たりの金額

結論

要件的に大容量は必要ないので、従量プランが選択できるBBエキサイトが自分のニーズに一番合った。

追記:
BBエキサイトの使用感
iijmioの頃と比べると、若干遅く感じられるが許容範囲である。