少し時間がたちましたが、ビルトイン浄水器の保守のメインイベントです。

まず、古いホースの撤収です。

古いホースに付いていた水道部品を新しいホースに付け替えます。

前回の記事で、古いホースが食品衛生法適合か否かという疑問を販売店へ問い合わせるといったことを書きましたが、このindus csというホースは適合外です。
問い合わせの解答メールの方も厚生労働省告示第201号適合品に間違いないとなっていましたが、メーカーに確認すると間違いでした。 

新製品のindus cs-fsが適合品です。

おそらく、現在販売されているものはindus cs-fsなのでしょう。
販売の型番は変わっていないので、こっそり適合品に変えたのでしょう。

変な味がしたのは、やはりホースの問題だったようです。
健康にも問題があるかもしれません。
拙宅では、必ず捨て水をしてから使っていたのでホースの樹脂成分の溶け出しはあまり影響なかったと思いますが、このホースを買われた他の方のことが少し気がかりです。

販売会社へは、とりあえずクレームをあげました。

新しいホースは、KYサンフーズさんのE-KYS-9という安心のホースです。
樹脂成分の溶け出しはほとんどないので、捨て水をする必要もなく、変な味はまったくしません。

実は、ホースの取り付けにかなり時間がかかりました。

ホースは写真でもわかりますが、カートリッジに入ってくる(浄水前の水)方とカートリッジから出ていく(浄水後)方の2本必要です。
当初、1mのホースを2本使う予定ではいたのですが、ホース内の水垢対策として、なるべくホースを短くしようと考えたわけです。

1mのホースを半分に切って使う。

着眼点は良かったんだけど・・・・な

大失敗でござる。

短くすると、ホースが固いのでカートリッジが、あばれまくり所定の場所にきちっとおさまらない、まっすぐたたない・・・・使えない。

ホース切っちゃったので、ホース洗浄の時に使った部材で連結しています。
写真では少しわかりにくいが、下のホースの、真ん中あたり。
これも樹脂だから大丈夫かなと少し気になるけど、水に触れる体積が知れているのでまあいっか!

ビルトイン浄水器の水の流れ

完成の全体写真がとれたので、ビルトイン浄水器の水の流れを説明しておきます。

浄水器の蛇口は「ビルトイン浄水器をDIYでつけようぜ!(その1)」で説明している「元止め水栓」を使います。

  1. 蛇口をひねると、水道管から水が水栓内に入り、浄水前ホースを通ってカートリッジ内に入ります。
  2. カートリッジ内でろ過された水は、浄水後ホースを通って、水栓内へ入り、蛇口から浄水が出る仕組みになっています。

ps 
以前購入したホースの販売会社から、クレームの件の回答がありました。
販売会社の名前を伏せていましたが、あえて公表します。
ペンギン堂楽天市場店

回答は以下の通り

お問い合わせ頂いております件でございますが、こちらのホースにつきましては
ホース販売当初より「株式会社カクイチ製 インダスCS 」を利用致しており現在もこちらの「インダス CS」を利用致しております。(インダス cs-f2につきましてはご利用致しておりません)

メーカーへ確認させていただきましたところ、「インダス CS」こちらは「厚生労働省告示第201号」適合品とのことでございました。(? 日本食品衛生協会試験検査成績書 第T081-00852号)

メーカーの商品説明
http://www.kaku-ichi.co.jp/hose_pressure.html#goaisatu

メーカーの商品説明には、「インダス CS」が「厚生労働省告示第201号」適合品とは一言も書かれていませんね。
新製品の「インダス CS-FS」が適合品と書かれています。

世の中、何を信じたらいいのでしょうね?
この件については、ペンギン堂楽天市場店と話がかみ合わないので終了いたします。

話にならん!