ペッパーミルの買い替え?
大の大人が些細なことを記事にするのもどうかと思うけど、何故潰れたのか?ということに少々興味が湧いてきたので調べることにしてみた。
それに、4年間、食卓でお世話になったので。

京セラペッパーミルはアマゾンでも人気が高く評価も高い。
価格もお手頃でデザイン・機能とも満足できる商品ではあるけど、スパイスの入れ替え時、蓋が固着して開きづらい、ペッパーはそれほどでもないけど特に岩塩を入れたときは開けるのに苦労する。
この点については、アマゾンの評価にもコメントがある。

で、今回はこの件とは別に、破損した原因についてである。
4年間使えば十分だろうという考えも否定はできないけど、根っからの貧乏性なのでできれば一生使いたい。

京セラペッパーミルは、パーツの掃除ができるように簡単に分解することができるので、分解してみると、セラミック回転臼の軸の根元が折れていた。
ミルの構造は、外側のセラミック臼と内側の回転臼の間に入ったペッパーや岩塩の粒を内側の回転臼を回転させることによってひくようになっている。
したがって、回転臼の軸には大きな力がかかることになり、経年劣化で軸が折れたのである。

訂正:よく見ると内側が固定、外側が回転

しかし、この軸が硬質ではあるけどプラスティックでできているようなのでパーツの素材に問題があるように思う。軸が金属製なら耐久性はもっと上がるはずである。

京セラというだけあって、セラミックでできた臼は、よくできているように思った。

下の画像は、破損した「京セラ セラミックミル」と新しく購入した無名メーカー「Dreampassing ペッパーミル 2個セット」、そして、ミル付きのブラックペッパー容器

「Dreampassing ペッパーミル 2個セット」の臼は京セラと同じくセラミックではあるけれど、セラミックの大きさは、京セラのものより一回り小さい。逆に、容器自体はけっこう大きいので京セラの方がしっくりくる。
問題の回転軸は金属製なので軸が折れることはないだろう。

参考までに、ミル付きのブラックペッパー容器の蓋をウォータープライヤーレンチを使って開けてみると、容器はガラスだけど、それ以外はミル部分も含めてプラスティックでできている。
よって、ミル容器の耐久性が無いので再利用には向かない。