いよいよ、ビルトイン浄水器の悪玉スライム(水垢)退治決行です。

ビルトイン浄水器の落とし穴

ビルトイン浄水器は、シンクから蛇口だけが見えるので、シンプルで恰好がよくて、いつでもたっぷりと浄水が使えて、フィルーター交換も年1回という素晴らしいものだと思っておりましたが、ところがどっこい、悪玉スライム、すなわち水垢が管の中に発生するという落とし穴がありました。
世の中、完璧なものはありませんね。

ビルトイン浄水器の保守でやるべきこと

というわけで、ビルトイン浄水器には保守(メンテナンス)が必要です。
では、何が必要なのか?
次の3つです。

水垢の洗浄

水垢は、カートリッジへの入水部分にはほとんどつきません。カートリッジから浄水器の蛇口までにつきます。
洗浄方法は、カートリッジへの入水ホースと出水ホースをつないで、カートリッジを通さずにしばらく水を通します。こうすることによって、ホース内と水栓内が洗浄されます。
環境によって違いはありますが、1年でそこそこ水垢がつくので、半年に一回程度はやっておきたいですね。

ホース交換

水垢の洗浄をしっかりやっていれば毎年変える必要はないかもしれませんが、経年劣化も考えてホース交換は定期的に必要です。

カートリッジ交換

マニュアル通り1年に1回交換します。

今回やった水垢の洗浄について

今回、1年間の水垢がたくさん付いているようなので、上記の洗浄の前に、出水ホースと蛇口を取り外して高圧洗浄機で洗浄することにしました。

入水と出水のホースは、洗浄したので変える必要はなさそうだけど、変えることにしました。
というのも、最初に付けたホースが純正品ではなくて、楽〇で当時2000円くらいの安いものを付けたんだけど、このホースは食品衛生法適合ではないみたいなので、食品衛生法適合のものに変えたかったからなんです。
違いはよくわかりませんが、適合品でないものは成分が溶け出す量が多いようです。
今までは、浄水を入れる前に必ず捨て水をしていたので健康には害はないと信じていますが・・・
実は、捨て水をしないとチョット樹脂っぽい変な味がしたのが、捨て水をするきっかけです。

新しいホースがくるまで、洗浄済みの従来のホースをつないで、普通の水道水として使って、更に、蛇口部分の洗浄をします。

浄水器とホースはワンタッチのカプラー(メス)で取り付けられていて、カプラー同士をつなぐ専用のものが売られてるので、これを使えば、簡単にホースと水栓の洗浄ができます。
しかし、ネット以外での入手が難しくお値段も1000円くらいはするので、ホース同士をつなぐ汎用品(写真右上)を使うことにしました。
カプラーをホースから外す必要がありますが、ウォーターポンププライヤーや普通のプライヤーが2本あれば樹脂製のナットを緩めて外すことができます。

ホース寸法 内径9mm 外形15mm

実は、新規のホースも純正品ではなくて、市販のホース(食品衛生法適合)に旧ホースの取り付け部品をつけて作ります。
なぜなら、純正品はなかなか流通していないし、お高いし、貧乏性のわたくしは、必然的にDIYになるわけです。

次回は、ホース交換とカートリッジ交換の予定です。

ps
前回買ったホースですが、楽〇で確認すると、価格が上がっていて、こんな明記がありました。

ホースは厚生労働省告示第201号適合品となります。
社)日本食品衛生協会試験検査成績書 第T081-00852号

いまは、別物になったのかもしれませんが、わたしの買ったものはホースの印字から調査すると食品衛生法適合ではなく、一般的な散水ホースの類でした。
この明記を見る限りは、食品衛生法適合になっていませんが、大丈夫ですよという意味でしょうかね?

とりあえず、販売元へ問い合わせをしています。